今読んでいるのは、「神々の指紋」という本。
中古本の棚に、ハードカバーなのに”投げ売り”的な値段で並んでいた。
古代文明が、現代の考古学では考えられないほど昔に、考えられないほど科学的に進歩していて、でも地球環境の変動等でリセットされて、、、というような内容。まだ最後まで読んでないけど。
どうやら、世間では「信憑性のない」トンデモ本という評価らしい。まぁ、既存の考古学をバッサリ否定しているので、無理もない。
素人の僕が、内容が正しいかどうかは分からないけれど。
ただ、、、内容の是非はともかくとして。
現代を生きる人間が、この世の全てを分かったような気分になっていることは、おかしいんじゃないかな、と感じさせられる本です。
今回のコロナウィルスでの騒動を見ていると、「人間って、小さくて、愚かな生きものだなぁ」と感じずにはいられません。人のこと批判してても仕方ないのに、批判ばっかりの人。不安を必要以上に煽るメディア。それに踊らされる僕ら。
所詮、僕ら人間は自然の中で生かされている小さな存在でしかありません。
それが、地球環境をどうこうできる、と考えていること自体が、おこがましいこと。
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最近、危惧していること。
現代は、どんどんデジタル化、電子データ化が進んでいます。お金も、キャッシュレス化が進んでいて、北欧あたりでは電子デバイスなしではもはや生活ができないらしい。
テレビやラジオでは、「日本はガラパゴスだ!!」「日本は遅れている!!」と煽っているのを耳にしますが。
デジタル化、電子化は便利かもしれない。でも、「電気」「電子デバイス」が無ければ、もはや人間としての生活すら成り立たない。
それでいいのか。
今、電気が使えなくなったなら。人間は生きていけないレベルまで到達しようとしている。
本当にそれが、進化と言えるのか。むしろ退化ではないのか。
大きな脳を獲得し、想像力と言語によって人は今のポジションを獲得した。でも、考えることを止めた脳は人は、これからどうなっていくのか。
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そんなことを考えていたら、夫婦間の悩みなんぞ、小さなもの。可愛いもの。
不安を煽るような内容で、すみません。

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