信頼していないのは、、、。

”アダルトチャイルド”について
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僕は、子供の頃からアウトドア、特に釣りとキャンプに興味がありました。

しかし、両親は自営の職人で、経済的にも、時間的にも余裕などなく、その願望は叶うことなく大人になりました。

4年前、自分がアダルトチャイルドだということに気付いて、子供の頃から封じ込めてきた色んな思いを吐き出したとき、この二つも始めようとしたのですが。

釣りについては、その後も継続しています。一方で、キャンプの方は4年前に1回行ってから、それっきり。バーベキューコンロとか、炭とか、そういうグッズも買ったけれど、箱に入ったまま。

何故かというと、妻がいい顔をしなかったから。

今、冷静に考えれば、妻の「嫌な顔」の理由はいくつも思いつきます。

当時、僕は今の職場に移って時間と心の余裕を取り戻しつつありましたが、妻はパートからフルタイムになったばかり。余裕が全くない状態。

子供たちもまだ小さく、アウトドアに出かけるためには準備も、行ってからも、帰ってからも妻の負担が増える可能性が大きい。

その上、当時はまだ夫婦間もギクシャクしていて、僕が「ある程度はこっちで段取りするから」って言ったところで、そんなの信用できない。結局私が頑張らないといけなくなる!

こんな感じでしょうね。

今年に入って、妻は「アウトドアに子供たちを連れて行って、”生きる力”を身につけさせたい!」みたいなことを言い始めました。それを聞いて、僕はモヤモヤしてしまった。「前に俺がしようとしたら、嫌な顔したくせに。。。」と。

7月の連休に「キャンプに行こうか」という話が出て、僕はすぐに一応空いていたキャンプ場を予約しました。が、頭の中をよぎったのは、妻がまた「えっ?予約したの?」みたいなことを言いそうだなぁ、ということ。

今回は、バンガローみたいなところ予約したのでテントは要らないのですが、それでもクーラーボックスとか、調理用品とか、タープとか、買わないといけないものも色々ある。これらは僕が溜めた小遣いから出そうと思っていたのですが、何を買うかで立ち止まってしまいました。買った後で、「え、こんなの買ったの?」とかいう話になりそうだなぁ、、と思って。

で、、、ちょっと立ち止まっていたのですが、妻の方から「キャンプに必要なもの、そろそろ準備しないとね」という話が出て、家族で話し合って「これは買う、これは有るもので」と決めて、買いに行くことが出来ました。

数年前の「妻はキャンプは嫌らしい」という記憶に縛られて、相手を信用していなかったのは、僕の方でした。

時が経てば、状況も変わる。考えていることも変る。

いつまでも、前の記憶に拘っている必要は、無いのかもしれませんね。

 

 

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