今日、目にした他の方のブログの記事で、ハッとさせられる内容があった。
ひとつは、別れたご主人について書かれたこと。
元妻であるブログ主さんが自分の思い通りに動いてくれなかったときに、別れたご主人が悪態をつく、というお話。
ブログ主さんに電話をかけたときにすぐ出ないと、物凄く腹を立てる。
これ、僕にも当てはまる。妻の携帯に電話をかけて、妻が出ないとイライラする。いや、してた。妻は、なかなか携帯に出ない人なので、最近は諦めて出ない時にはメールで要件を伝えるようにしているけれど。
そして、もう一件。
外面はいいご主人が、家ではテレビに向かって悪態をつく。奥さんや子供たちに暴言を吐く。車の運転時に煽り運転をする。
それに対して、その奥さんは辟易してご主人を無視し、子供たちも「あんな風にならないようにするよ」と言い、子供たちが反面教師にしていることに安心する。
カウンセラーさんのブログ記事なので「ご主人は構って欲しいんですよ」というコメントが添えられていて、救われる思いだったが。
ここで紹介されているご主人も、そしてそこに共感を感じる僕自身についても、「俺を認めてくれ！」「もっと評価してくれ！構ってくれ！」っていう思いがあって、でも本人も何にイラついているのかが分からなくて、悪態であったり、暴言を吐いたりする姿勢に繋がってしまっている。
だからと言って、それに耐えてよ、というつもりなど全くない。
ただ、彼らを「悪い奴だ！」と追い詰めないで欲しいな、とは思う。
本当は、悪態をついたり、暴言を吐いたりしている本人が、自身がそういう思いを抱えていることに気付くことができるのが一番いいのだと思う。
ただ、男性の多くは、自分の感情というものに目を向けることに慣れていない。だからなかなか自身の気持ちに気付くことが出来ずに、自身も苦しみ、周りを傷つけてしまう。
男は、傍目から見るより内面は弱い生き物。
追い詰めても、悪いことが起きる可能性はあっても、いいことは何もない。
コメント