あの時、本当に欲しかったもの

「その後」のお話し
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あの時、自分が本当に欲しかったものって何だったんだろう。

当時、数か月に一回は妻とのセックスは「あった」。

でも、正直、妻とのセックスで満たされることは「なかった」。

今、パートナーとの逢瀬で、心から満たされるようになって、はっきり分かる。

あのとき自分は「行為」を欲していた訳ではない、ということを。

自分にきちんと向き合い、自分と触れ合うことを心から喜んでくれること。挿入の有無とか、官能とか、そういうこと以前に、1人の女性から、1人の男として求めてもらえること。

行為云々ではなく。 きちんと、こちらに向き合って欲しかった。

それが、きっとあの時本当は欲しかったもの。

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