懐かしさと、ほろ苦さと

「その後」のお話し
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本当に久しぶりに、ブログを覗いてみた。

記事を書かなくなって、今ではほとんど訪問する人はいない。

廃校になってしまった母校に忍び込むような感覚。

記事を毎日アップしていたあの頃から、今では僕自身がすっかり変わってしまった。

婚外のパートナーができ、妻とは手を触れることもなくなった。

衝突も減ったが、心通わせることも無くなった。

いや、もともと心も通ってなどいなかったのか。

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自分の書いた文章を読んでみる。

記事を書いている頃は、本気で「夫婦関係を立て直す」「レスを克服する」と考えていた。

同じようにパートナーからの拒否にあって苦しんでいる方々を苦しみから救うんだ、みたいな青臭い思いも抱いていた。

実際、このブログのおかげで救われた、というお言葉もいただいた。

だが、結局は妻との関係を僕の望むように修復することは出来なかった。あくまでも、拒否する側、「したくない側」の匙加減の中でしか、「したい側」の僕らは生きることが出来ないことを痛感させられた。

自棄になりかけたところで、目の前に現れた「救いの手」に縋るように今の関係は始まった。

定期的に関係を持つようになり、妻との衝突は目に見えて減った。僕は冷静に衝突を避けるようになった。以前のように、いつまでも平行線の議論を延々と続けることも無くなった。

僕の中では、夫婦間のセックスの問題は「解消」した。妻への愛情の喪失とともに。

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