「次」への種

現場のあれこれ
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先週の頭に無事竣工検査を受けて、現場は終わったのですが、一部資料の差し替え等が残っているため、まだ残務が残っています。

なんとなく「宿題を提出し残した」ようなスッキリしない状態。

そんな中、昨年の秋に移植して冬の間枯れたようになっていた「葛」は、目論見通り春になったとたんに芽吹いて、息を吹き返しました。

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が、これ一本では心もとない。

昨年度の工事では、「グリーンカーテン」を作ろうとして失敗しましたが、次の工事に向けてという意味で、葛の挿し木をしてみました。

この「葛」という植物は、今では「厄介者」扱いで駆除するための方法論は多く見つけられるのですが、繁殖させる方法についてはあまり見つからない。まぁ、放っておいてもどんどん増えるので、仕方がないのですが。

奈良で「くず粉」を扱っているお店のブログと、葛の有効活用を研究している農業試験場の方の論文とを参考に。

沢山挿してますが、このうち根が出るのは1~2割ではないかと。

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同僚からは、「なんそれ、そんなんで点もらえるん?」と声をかけられましたが。

点数がもらえるかどうか。それが分かれば、こんなに楽なことはない。

今回の現場の反省点として「創意工夫、地域貢献」の内容の薄さがありました。創意工夫については、とにかく引き出しを増やしておく必要がある。

そのためには情報収集のためのアンテナを常に張っておくことと、新たな種を撒き続けるしかない。どれが芽吹くかは、その時の現場の状況、担当者の考えetc,,,に依るのだから。この挿し木と同じ。

その引き出しを常に準備しておくことが、自分、そして会社のためになると思っているので気にせずに。

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