浴槽13万杯/日

現場のあれこれ

先日、現場を「巨大なプール」という風に表現しました。

先日の記事でも書いたように、その巨大なプールを満たすべく、隣接する海からポンプで海水を汲み上げ、プールの中に注いでいます。

10月の23日から注水を開始し、目標の水位まであと50㎝ほど。

水位の上昇スピードは1日当たり、約12㎝ほど。

え~、そんなゆっくりなの?と思う方も多いでしょう。

現在、口径が20㎝あるポンプを6台設置し、24時間稼働で運転しています。

口径20㎝のポンプの水を吐き出す能力は、1分あたり3.8m3。リットルに換算すると3800L。一般的な家庭の浴槽が200~280Lなので、中間をとって約250Lとすると、約15杯/1分。

これを6台運転しているので、

3,800L×6台×60分(1時間)×24時間(1日)で、32,832,000L/日。

一日あたり、浴槽13万杯分の海水を供給していることになります。

ゆっくりに見えても、量を計算するとすごい量です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました