「同じ場所」

現場のあれこれ
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先日のパトロールの際に、事務員さんとの会話の中で「ずっと、苅田に居るよね」という話ありました。

確かに、途中一度だけ「宇島港浚渫」(福岡県豊前市)の工事の際に3カ月ほど移動した以外、私は池間組に入ってほとんどの時間をここ「苅田港新松山地区」の現場で過ごしてきました。その間、5年ほど。

人に依っては、「5年も同じところかぁ」と思うのかしれません。

ただ、同じ場所で工事に従事できることでしか見えない面白さもあります。

それは工事を行った場所の「変化」を見続けることが出来る、ということ。


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5年前に私が初めてここに来た時、この場所は大きな「池状の埋立地」でした。そこ今回施工したのと同じ地盤改良工事を行い、間仕切りのための「堤防」を築造しました。

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そして、仕切られた土地を活用するための工事がこの5年続けられました。(写真左側)

で、今回はその横の「池」の中で同じ「仕切堤」の工事を行っている。

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何もない、泥深い水溜りが、工事によって重機や人が入れる土地になり、工場などが建って人が通う場所になる。

その変遷を、目の前で見続けることが出来る。

土木屋として「同じ場所」で働き続けることが出来るのも、悪くはありません。

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