地盤改良の作業は、色々ありつつも何とか施工範囲を終えて次の工区に引き継ぎました。
あとは、打った改良杭の強度に問題がないか、ボーリングによるコアの採取と、強度試験を行っていくことになります。
繰り返しになりますが、この現場は見渡す限りの泥の中。
ボーリング台船への移動の方法について、工事の最中から色々検討をしてきました。
バラバラに解体することができ、水面にも浮いて、これなら使えるかも、という足場。調べてみると、金額も立派。予算オーバーでとてもではないが、手が出ない。。
色々考えた挙句、最終形はこちら。
高密度発泡スチロール。
一番原始的な足場といってもいいかもしれません。
泥の上では、バランスが悪いと滑るので、鉄ピンを差してある程度固定。
正直、滅茶苦茶シンプル。
でも、一番安価で、安全で、扱いやすいのはこの方法でした。
これを、ボーリング台船を移動させるごとに、移動して設置していきます。
発泡スチロールとは言え、「高密度」なので結構重い。しかもバランスを取りながらなので、かなりの全身運動になります。ダイエットにはお勧めかもしれません。www
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