何事もなく仕事ができる幸せ

ウクライナが大変なことになっていますが、このブログはあくまでリクルート向けの内容をメインなので、政治にかかわる発言はいたしません。

ただ、つくづく感じるのは「何事もなく仕事ができる」ことの幸せ。

ロシアと聞いて思い出すのは、最初の会社に勤めていた最後の時期、私が居た水輸送用パイプラインの部署は縮小の憂き目にあっており、異動先の一つに「サハリン　ガスパイプラインプロジェクト」があったこと（最終的に、プロジェクト自体が頓挫したはず）。

私の同期も、現場管理要員として何人もサハリンやウラジオストック近郊、果てはモスクワ等に派遣され、その苦労話はよく聞かされていました。

そのうちの一人は、モスクワの宿舎で銃を持った暴漢に襲われ、危うく命を落とすところでした。相手が発砲せず、銃ていで頭を殴られたため命を奪われずに済みましたが、頭がい骨骨折の大けがで、一時は生死の境をさまよった、、と後から聞きました。

日本の国内にいると、そんなことを忘れてしまいますが、基本的に「自分の命は、最終的には自分で守るしかない」ということ。確か、彼の場合は酒を飲んで寝てしまい、戸締りを忘れた、、、とかだったと思いますが、それだけでも「命」に直結する。それが世界、というもの。

ロシアが侵攻しているから、ロシア人が狂暴だ、と言いたい訳ではなく。世界の多くでは、油断すれば危険な目にあう、というのがあたり前なのだということ（私自身は幸い、そんな目にあったことはないけれど）。

日本が、いかに平和で幸せなのか。噛みしめないといけませんね。