「見せ方」の問題

昨日、「土木業界はアピール不足だ」的な内容の記事を書いたのですが。

どうも、私自身の中にも「土木の現場を見せても、「面白くない」って言われそう（言われるのが怖い）」という思いが根っこのところにありそうだなぁ、と感じています。

土木の現場って、「Before」と「After」が目に見えてよく分からないことも多いです。この前まで担当していた「土地造成工事」についても、「Before」がこれで

「After」がこれ、、、

（-。-）ｙー~　水溜りの位置と形、横の工区の土の色、、、以外何か変わったの？　

もちろん、盛土の厚みが変っていますが、そのまま見てもらっても「ふ～ん、で？」にしかならない。

そして、日々の作業の様子を見ても、例えば1時間動画を撮っていても、同じ作業の繰り返し、だったりするので、やっぱり「ふぁ～(´Д｀)　、、、で？」としかならない。

前回の工事で、初めて「説明動画」を作って発注担当者や第三者である教育委員会の方に見ていただきましたが、色んな工事の背景や種類、狙い、目的などを動画の中で説明していって初めて、「おぉ、面白い」と言っていただける。

結局、「面白くない」と思われるのは「我々の見せ方の問題」なのかもしれません。

と　まぁ、ここまで書けば「ほほぅ、じゃぁ君は面白い見せ方をしてくれるんだろうな」とハードルが高くなってしまいますが。

今回の現場では、各方面に色んな手法で「アピール」をする予定なので、それを頭に置いてやっていきます。