海のごみ

現場のあれこれ

最近「海洋ゴミ」というワードがメディアでも取り上げられるようになり、「海のごみ」について、一般の方の関心も高まってきているのではないかなぁ、と感じます。

先日も記事には書きましたが、作業船などを使って海上で仕事をしたり、岸壁で作業をしていると、浮遊していたり打ち寄せられたりしたゴミを目にする機会が多くあります。

漂流しているゴミを見ていくと、木材や竹など、漁業活動に由来し自然に帰るものの結構多いですが、中に紛れて今問題になっているプラスチック製の浮遊物がある。

多くは、風化した発泡スチロールやプラスチック。ペットボトルやペットボトルの蓋など。あとは岸壁近くだとプラスチック製の弁当ガラや釣り仕掛けの外装(袋)なども。

これらのゴミは、陸上から川を流れてたどり着いたものもあり、漁網などの浮きが外れて流されたもの、そして航行する船舶から捨てられたのか?と思われるものも。中身を見る限り、問題は複雑そう。

今回の現場では、現場海域周辺で浮遊するゴミについても何らかの形で回収したいなと考えています。

「SDGs」などと肩肘張らずに、身の回りのゴミのことを片付ける。そういうことが大事なのかもしれませんね。

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