池の水ぜんぶ抜く?

現場のあれこれ
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今度担当する現場は「土砂処分場内の地盤改良工事」。

ちょっと前まで、現場近くの苅田港などで海の底を掘って出た「浚渫土」を海水とともに処分していた土砂処分場が、いよいよ満杯になったので今度は埠頭用地として有効活用するために、地盤改良を施していきます。

我々の工事は、今後埠頭用地として整備するエリアと、まだ整備に着手しないエリアを区画分けするための「仕切堤」を築造する工事。

現在の現場の状況は、写真のように一面の水溜り。

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池の奥の方に停めてあるショベルカーのあるところから、右側にある船のようなもの(ボーリング台船)の方へ、延長約350m、幅約16mの帯状に、現地の泥とセメントを混ぜた改良杭を施工し、その上に盛土を施工します。

施工にあたっては、泥の上に地盤改良機と呼ばれる船を浮かべて作業するのですが、その船は水には浮かないため、水を抜く必要があります。

また水抜き、、、(-。-)y-~ 頭の中に蘇るのは、昨年度工事の嫌な思い出。

まぁ、昨年の工事の際には雨による水溜りを完全に抜き切る必要がありましたが、今回の工事は改良船が沈まない程度に水を抜けばいいので、前のような「泥まみれでポンプと格闘」は必要ないですが。。。

「泥の上」での「特殊工法」ですので、ここでしか見れないような機械を使っての仕事になります。

そのあたりも追々、ご紹介していきたいと思います。

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