これ、以前も書いたかもしれません。
我々、土木の現場監督業務においては「コミュニケーション」こそが、一番大事なスキルなのかもなぁ、と前回の現場でも痛感しました。
前回の工事のように、工期や施工条件が厳しければ厳しいほど、発注者や元請職員間、そして下請けさんとのコミュニケーションの良し悪しが、カギを握ることになります。
前回工事では、良い部分も、そして「こうすべきだった」という反省点もかなりありました。
こんな風に書くと、「口が上手くないと、現場監督として上手くいかないのか、、、」みたいに思われてしまうかもしれませんが、ペラペラと立て板に水、という具合に喋る必要はない。
一番大事なのは「相手の話をきちんと聞いて、自分の要求も上手に伝える」ということ。「自分と相手の要求はなにか」「それをすり合わせて、どこに落ち着けるのか」がきちんとできていれば、喋りの良し悪しはあんまり関係ない。
それと大事なのは「どのタイミングで聞く、伝える」をするのか、ということ。「時、既に遅し」のタイミングでいくら話が出来ても、意味はない。このタイミングを見誤らない、ということが大事。
いくら相手が「まだ先のことなのに、そんな話しても意味ないよ」と言ったとしても、「とりあえずうちの要望はこうです。頭に置いてて下さい」と要望は早めに伝えておくべき。
人間、どうしても相手に無理を言う場合に気が引けてしまって「まだいいか」と後回しにしてしまいがち。でも、その後回しが振り返ればターニングポイントになっていたりする。
とにかく、コミュニケーションの在り方については、常に意識を持っておくべきことなのだろうと思います。
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