「すごく水が引いたね!」
と、水の引いた場内を見て、声をかけられることが増えてきました。
確かに、一番水位の高かった頃に比べて、-50㎝近く水位を下げてきて、当社の工区だけを見ても、水面の面積の割合は、全体の半分近くまでに減ってきました。
だけど、、、。
しんどいのは、ここから。本当の勝負は、ここからだと思うんですよね。
これまでは、一面が水浸しだったので、ただただ、水位を下げればよかった。
でもここからは、水溜りは分散して、深いところと浅いところ、遠いところと近いところ、様々に条件の違う部分を対象に、水を吐いていかないといけない。
しかも、水面よりも上に上がったと言っても、まだ土の中にはしっかりと水分を含んだ状態なので、ポンプやホースの移動は、人力に頼らないといけない。
これまでより、条件は厳しくなるわけです。
ここで、「そんなのやってられない、水が引くまで待つか、、、」となっても、ここは埋立地。水が地下に浸透してくれるわけではない。あくまで、ポンプで「排出」しなければ、いつまでも乾かない。
そうこうしているうちに、台風シーズンに突入する訳で。「しんどいから」とここでモタモタする訳にはいかない。
この週末が勝負だ、と思っています。ここで踏ん張って、少しでも早く、少しでも広い面積を乾かせるかどうか。
泥にまみれた週末になるかもしれません。
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