苅田港の新松山地区の埋立地造成に携わるようになって、7年が経ちます。
ここで工事を担当するたびに、思いを強くしていくもの。
それは、、、
現場周辺に、刈っても刈っても生えてくる、雑草たちを何かうまく活用できないのか、ということ。
いくら埋立地で、工事関係者と釣り人以外、訪ねてくる人も少ないとはいえ、見た感じはあまり良いものではありません。
一応、「緑地帯」として公園のように整備されているのですが、雑草が入口を封鎖してしまい、中に入るのは至難の業。
我々も、時々「地域貢献」のために、草を刈ることがあるのですが、少し手を付けただけで大量の草を処分しないといけないこと、その処分費は現場経費からの手出しになること、などが足かせになって、そうなんども手を入れるわけにはいかない。
一方で、放っておいてもこれだけまるで「湧き出るかのごとく」生えてくるのだから、これを何かに有効活用できれば、それこそ地域貢献としても「三方良し」になるのではないのか。
以前、「葛」をグリーンカーテンに、と試して失敗に終わったことがありましたが、他になにか使い道はないものか。
そこで今回は、思いついたあるアイデアを、実行することにしました。
それは、、、
刈った草のうち、多くを占める「葛」を、「動物の餌」として提供する、というアイデア。
実は「葛」という植物、昔から「牛や馬の牡丹餅」と呼ばれたりするほど、栄養価が豊富。
それを、ただの「ゴミ」として捨ててしまうのは勿体ない。
ただ、我々も現場の合間を見ながらの除草になるため、あくまで「+α」として持ち込める先でないと持ち込まれた側にも迷惑をかけてしまう。
では、どこに持ち込むのか。
今回、勇気を振り絞って連絡を入れてみたのは、、、。(続く)
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