土木と写真

現場のあれこれ

土木の現場監督の仕事は「写真」とは切っては切れない関係にあります。

工事の途中や工事完成時に、きちんと発注者の設計通りに作業が出来ていたのか、各場面に応じて「証拠」となる「工事写真」を撮らないといけないから。

撮影をする機会ももちろん多いですが、意外と多いのが「黒板をもって写真に写り込む」こと。

最初のうちは、どんな顔をすればいいのか、どこを向けばいいのか、などと考えてしまったりしてましたが、実際の写真を見れば「なるべく、存在を消す」方がいいことが分かるので、段々決まった感じになってきます。

自分の場合は、「俯き加減で顔を隠す」ことが多いかな。

人に依って「顔を背ける」人もいるし、「目線だけ逸らす」人もいるし。その点は様々です。

しかしこの「写真を写す」という場面は、土木の監督をしていると多い日には「何十回」もあるのですが、その場で機転が利くかどうか、というのは結構大事なポイントで。

例えば、写真の端に映るべきではない「道具」が映っていることに気が付くかどうか、黒板の記述が間違っていないか気を配るとか。そのあたりがなかなか難しい。

奥が深いな、と思う瞬間です。

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