どこで”良し”とするか

現場のあれこれ

今朝、隣接する3工区で打合せの上、作業完了の連絡を発注者に報告し、来週出来形について「段階確認」を受けることになりました。

今日は、予報以上に現場では雨がよく降り、本当にギリギリだったなと胸をなでおろしましたが。

これまでは、自然条件を相手に「どうやって作業を終わらせるか」が大事でしたが、ここからは「自分自身が相手」。どういうことかというと、発注者に提出する資料の作成などが主な業務になるから。

提出資料を作成する上で、私が一番大事だと思っているのは「発注者から見て、いかに分かりやすい資料か」という点。

そのためには、シンプルで且つ誰が見ても分かりやすい、というのが理想。

ただ、以前も書いたように土木の出来形管理資料というのは、沢山の数字の羅列になりがちなため、そこをどう分かりやすい資料にするのか、挿絵を入れたり、図を工夫する必要がある。

自分ではこれが見やすい、と思っていても、人が見ると違ったり。

そもそも、「ここまででいいだろう」という気持ちと理想形と。どこで折り合いをつけ、どこまで追い求めるのか。

今回は発注者から「書類の簡素化」を求められているため、沢山資料を作ればいい、というものではない。なるべく少ない資料で、且つ相手に理解しやすいよう「気が利いた」資料作りが求められる。

以前は「資料は沢山作ればいい」的な考え方が幅を利かせていて、それで土木の現場監督の仕事を増やしていましたが、これからは「少ない資料で、いかにアピールするか」。

頭の使いどころ、なんだろうと思います。

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