現在、私は「苅田港新松山地区」という埋立地内の「土地造成」工事に従事しています。
一般の方に「埋立地で土地造成をしている」と言うと、「あぁ、埋立地で土を海中に投入する作業をしているのかな」と思われるかもしれません。
私も、この会社に入るまでは、「埋立地」に対して、そんなイメージで居ましたから。
今、私たちがいる「苅田港新松山地区」の埋立地は、そんな「海に土を投入して埋立てた土地」というイメージとは、ちょっと違っているかもしれません。
なにせ、この土地に埋め立てられているのは、「海底を掘って出た、海底の泥や砂」だから。
堆積した土砂の中の水分を抜き、地盤を改良して上に建物などを建てても大丈夫なようにする。
私たちが今従事している工事は、いわばその「仕上げ」のようなもの。
将来、この土地にどんな建物が建ち、どんな風景になるのか。
10年後には、きっと全く違う風景に変わっている事でしょう。
自分達が作業して出来た土地の上に、新たな日常が出来ていく。
この仕事の、面白さの一つかもしれません。
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