土木の世界ではよく「段取り八分」という言葉で準備の大切さを説きます。
「段取り」とは、準備のこと。
きちんとした準備が出来ていれば、仕事の八割は完了したも同然、という意味。
しかし、きちんとした準備を整えるためには「予測」というのがとても大事。
写真を見ていただくと、現場内はまだまだ「水が溜まっている」状態、ではありますが。
しかし、いたるところに「地表」が出てきていて、水位は先週に比べて30㎝以上低下しています。
次に起きること。それは「全体的につながっていた水溜りが分散して、低いところだけ残ってしまう」状態。
現在ポンプを据えているところは、なるべく深いところを狙ってはいますが、全ての部分をカバー出来る訳ではない。
とすると、次にしないといけないのは「水が残りそうな場所」を把握して、「補助的なポンプを配置する」こと。
明日までは、台風(もはや温帯低気圧ですが)の影響で雨が降る予報ですが、その後は晴れる見込み。
全部は難しくとも、少しでも広い部分を太陽の力で乾かしたい。
先日、水中を歩き回って得た「水深」のデータを基に、それぞれの測点の高さを求めて、図面にプロットしていくと、水の溜まりそうな「低い場所」の場所をある程度、把握することが出来る。
それを基に、補助のポンプの配置や、必要なホース、電線の量を考え準備する。
将棋のように、「30手先」とまではいきませんが、「次の次」くらいまでは考えるようにしたい。
まぁ、出来ずに「あわあゎあゎ\( ゚Д゚)/」となることもしばしば、ですが。。。
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