ドローンの写真撮影機能を利用して、「写真測量」を行うことが出来ます。
と、、偉そうに言ってますが、これまで「出来ることは知っている」というだけで、実際にやったことはありませんでした。
なぜなら、ドローンによる写真測量は「ICT施工」の現場でしかする意味がない、と思い込んでいたから。
しかし今回「これは、色々使えるかもしれない」という思いから、初めて自前で「写真測量」を行うことにしました。
やってみると、意外と簡単。専用のアプリで経路や写真の枚数(正確にはラップ率と言い、どれくらい重ね撮りするのか)を設定すれば、ドローンが自動で写真を撮ってくれます。
で、その写真データを解析して出来るのが「点群データ」。
この点群データ上では、画面上で点を指定するだけで「距離」や「面積」を測ることができます。
これは、現場としては助かります。
今までは、現場で「この水溜りからあそこの発電機まで、大体、、、○○メーター?」とか、「スチールテープ(現場用の巻き尺)持ってきて!」とかやってたのが、予め、計画を立てることができる。
それだけではなく、水溜りの深さと面積を概算で知っていれば、「あのポンプをあと何時間回せばあの水溜りの水は吐き出せる」とか、予測をすることも出来る。
しかし、欲を言えば「この雨で○○㎜降ったから、このくらい水が溜まって、水を吐くにはこのくらい時間がかかる」というところまで予測したい。
降水量の把握、か。。。
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