海が陸に変わるところ

現場のあれこれ
DCP PHOTO

久しぶりの投稿になりました。

年末まで担当していた工事は無事竣工し、そのままその上の「地盤改良」工事の施工準備に追われておりました。

昨年まで担当していた工事は「埋立地内に海水を溜めて台船を浮かべ、水の底に砂を敷き詰める」水搬式敷砂工という、これはこれで一般の方はなかなか見ることのない面白い工法、ではあったのですが。

なにぶん、何をやっても「水の中」。工事の成果も「水の底」。

土木あるあるの「作ったものが見えない┐(´д`)┌ヤレヤレ」って工事です。

現場自体は既にれっきとした陸地になっているのですが、一面に海水を張っているのでビジュアル的にはまるで海。

DCP PHOTO

写真中ほどを横切る形で運搬路があり、ダンプカーの頭が見えてますが、ぱっと見、外の海と繋がって見える。

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上から見ても、このとおり。

陸地になった、という実感は見ていてもありませんでした。

が。

ようやく今回の工事からは、中の海水を抜いてビジュアル的にも「陸地」になりました。

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しかし。

そこは、埋立地。普通に「陸地」として使うには、まだまだいくつか手間をかけて地盤を改良する必要があります。

それが今回の「地盤改良工事」。

少しずつ、「海が陸に変わる」過程をご紹介していきたいと思います。

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