妻にとっての「いい夫」

”アダルトチャイルド”について
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このブログの前から、僕はレスの問題、夫婦の問題についてブログを書いてきました。

「レスで苦しむ人が、少しでも楽になってもらえるように」と言いつつ記事を書いてきましたが、その奥にあったのは「誰か、自分が”いい夫”だと認めて欲しい」という願望でした。

そんな願望が僕の心の奥に巣食っている大きな原因は、僕がどれほど頑張っても、妻にとっての「いい夫」にはなれないということに自分自身が気付いているから。

僕がどれほど家事や子育てをしようとも。

僕がどれだけ家計に気をかけ、お金が貯まるように努力しようとも。

それらは、妻にとっては、妻の求める「いい夫」の条件ではない。

彼女にとっての「いい夫」とは、妻に対して感情的に依存しないこと。妻に「認めて欲しい」とか、「癒して欲しい」とか、「話を聞いて欲しい」とか言わない、望まない夫。

逆に、妻がどんなに感情的になっても、冷静に対処して、話を聞いてくれて、望むような受け答えをして、共感してくれる夫。

妻を、自分の娘か、妹のように優しく守り、包み、見守ってくれる夫。

そういう点で言えば、僕はその真逆。

どんなに家事や子育てや何やらオプションをつけて評価してもらおうとしたって、そんなもんは妻にしてみれば「飾り」にすぎないのだ。

じゃぁ、「理想の夫」になれるように頑張れば?

いや。無理だわ。

以前は、頑張っている自分を妻に認めさせたくて、でも認めてもらえなくて、それを記事に書いて誰かに認めてもらう、ということで心の平衡を保ってきていた。

心のどこかで、いつか妻に、どうにかして「いい夫」だと認めさせたい、という思いがまだあるのだと思う。

きっと、それを「もう、無理!」と手放すことが出来れば、僕はもっと楽に生きられるのだと思う。

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