「自分を否定すること」も否定しない、ということ。

”アダルトチャイルド”について
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最近は、「自己肯定感を高める」こと、「だめな自分を好きになる」ことを多くの心理カウンセラーさんが推奨しておられます。

自己肯定感が低くて苦しんでいる方が、生き易くなるための方法として「自己肯定感」を高めることは、確かに効果のある方法ではあると思います。

でもね。

これまで自分を認めることが出来ない状態が「当たり前」で生きてきた人が、急に「自分に自信を!」「自分を好きになれ!」って言われても、それはきっとストレスでしかないと思うんです。

だって、それは「嫌いな人」を、無理に「好きになれ」って言ってるようなもんですもんね。それが簡単に出来るようなら、こんなに苦労はしてませんって話です。

だから、無理やり自分を認めるべし!自分を好きになるべし!って努力し続けると、逆にそれに疲れてしまう。嫌いな自分を好きになれないことに嫌気が差して、「どうして自分はできないんだ!」ってなってしまう。

僕も、以前は「自分を認めましょう」「自分を好きになりましょう」って繰り返し記事を書いていた時期がありました。しかし、今ではそれは間違いだったなぁ、と思っています。

嫌いな自分を、無理に好きになる必要なんてないんですね。

「自分のなにも否定しない」状態を目指すことが大事なんだと思います。

まずは、「自分のここが嫌いだ、私はだからダメなんだ」って思うこと自体も否定しない。嫌いな部分は嫌いな部分のまま。そのままにしておく。

そこからでいいんじゃないでしょうか。

結婚している人ならば。「私はこんなに嫌な奴だから、だからうまくいかないんだ!」って考えて、「変わらなきゃ!」って思ってたりします。

でも、パートナーはそんなあなたを選んでいる訳です。変わる必要なんてそもそもない。

だから、そのまま。そのままの自分を否定しない。それでいいんじゃないかな。

 

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