愛したい、、愛したくない

”アダルトチャイルド”について
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妻とのやり取りや、妻の様子を記事に書くと「奥さん、可愛いじゃないですか」というコメントをいただきます。

確かに、そうなんです。フラットに、ちょっと離れてみれば、妻の反応は実は「可愛い」要素がたくさんある。

それについては、そんな風に思うときもある。

最近、激しく妻と喧嘩になったときによく思い出すのは、付き合い始めたころ、お互い学生だった2年間のこと。僕の就職が決まって、遠距離になる直前のこと。遠距離恋愛中に、なけなしの給料から新幹線代を毎月捻出して東京から広島まで会いに行っていたころの「健気な二人」だったころのこと。

愛すべき要素は、愛すべき部分は、たくさんある。あるはずなのにねぇ。

そのころ、僕は妻のことを「何があっても、自分のことを世の中で一番好きでいてくれている人」と思っていました。「この人以上に、自分を好きでいてくれる女はいない」と。

あれから20年近くが経過して、今。

いつの間に、妻に「僕のことを受け入れてくれない、世の中で一番僕を認めてくれない女」というようなレッテルを貼って、「敵認定」をしているのは僕自身。

昨日の記事に書いたように、結局のところ僕は、自分自身が自分を認め切れていない、満たされない部分を妻からもらいたくって、でもそれが出来なくてジタバタしているのでしょう。

この、「自分のことを認めてくれない」と言う部分も、妻にしてみれば「認めているのに分かってくれない」というだけ。僕が望む場面で、望む形のリアクションが帰ってきていないだけで、本人的には「認めている」らしい。

その点は、お互い様なんだと思います。妻も僕に「認めて欲しいのに認めてもらえない」と感じている。こちらは「認めているよ」サインを出しているつもり、、なのに。

お互いが、「負けるが花」とは対極のことをやっているのかもしれません。「愛したい、、、でも愛したくない、、、」「認めたい、、、認めたくない、、、」と。

この「愛したくない、、、」を、少しずつ弱くしていけたなら、もっと良い夫婦の関係が造れるのかも知れません。

方法は、手探りですが。

 

 

 

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