九州にお住いの方は、ご存知だと思います。
西日本の方でも、知っている方がいるかな。
関東の方は、グルメ好きな人は知ってるかもしれない。
10年前に九州にUターンで戻ってきてから、周りの人達によく「家族を連れて行ってやったらいいよ～」と勧められ、行きたいなぁと思っていた場所が、佐賀県唐津市の「呼子（よぶこ）」です。
そこは、佐賀県北部、玄界灘に面した小さな港町ですが、「イカの生き作り」や「イカしゅうまい」が有名なところ。
リフォームの仕事をしていたころには、よく大工さんたちから「子供ば、連れてってやらんね（子供を連れっててやれよ）」と勧められてましたし、今の土木の仕事に移ってからも、職場の人によく勧められていました。
北九州からは車で2時間半。まぁ、ちょっと遠出のドライブコースと言った感じでしょうか。
これまでにも、何度か「行こうか」と提案していたことがあったのですが、「やや遠い」ことや、近くにこれと言った「子供が喜ぶスポット」がないこともあって却下され続けていて、最近は僕自身もそれほど熱意を持っていませんでした。
が。日曜日に、急に「行こうか」と妻が言いだし、急遽弾丸ツアーばりの勢いで行ってくることになりました。
恐らく、僕が前から提案していたのをずっと却下し続けてきたことに対して、気を遣ったのだと思います。
日曜の昼に北九州を出て、途中のサービスエリアで昼食をとって、ひたすら西を目指して2時間半。行って、イカを食べるだけの目的のドライブ。妻の機嫌が持つだろうか。それが少し心配でした。
案の定、途中で何度も「あ、やばそうやな」と感じる場面がありましたが、、、どうとかこうとか、衝突することもなく、無事イカを食べて、帰ってくることが出来ました。
イカはもちろんですが、新鮮なサバの刺身（九州北部ではサバを刺身で食べれる）も堪能し、下の子曰く「こんなごちそう、生まれて初めて♪」と子供たちは大満足のご様子。5時間運転頑張った甲斐がありました。
帰る途中も、帰ってきてからも「今日はありがとう」と何度も妻に伝えていたのですが、最後に妻曰く「本当は、イカもサバもあんまり好きではない」とのこと。本当に気を遣ってくれてたんだなぁと、今度は妻が好きなもののあるところに連れていくことにしたいと思います。
まだ、お互いに「スッキリ」という訳ではないですが、これで一区切り、と行きたいところです。
コメント
あまり好きではないイカのために頑張ってついてくる奥さま、可愛らしいですね！
ぷんすか怒っているエピソードも多いですが、何だか膨れっ面の少女や毛を逆立てて威嚇する子猫のように思えてしまいます。(受け止めるご主人からしたら、そんな生易しいものではないのでしょうが…。)
奥さまに可愛いね、と言ったら怒ってしまうでしょうか？言われたらキュンとするんじゃないかなぁ、と勝手に思っているのですが。
ガートルードさん、おはようございます。
確かに、そのように感じることはあります。小さな女の子みたいだな、と。
「可愛いね」と言うと、「なんがや！（なによ！）」と可愛くない返しが返ってきますが。。。